入浴中にできるむくみ解消のマッサージ方法

ポーズをとる女性

人間の身体の60〜70%は水分でできています。

その水分がしっかりと循環することで、体の調子が整い、美容の面でも様々なメリットがあります。便通が良くなる、お肌の透明感や髪に潤いを感じる、ボディラインが整い姿勢も良くなるなどです。

しかし現代人はストレスや不規則な生活などで老廃物を溜め込んでしまっている方が多いようです。特に代表的な悩みといえばむくみですよね。日本人女性の8割近くもの方が日常的にむくみを感じることがあるそうです。

むくみにお悩みなら入浴中のリンパマッサージがおすすめ

むくみの代表的な原因は、塩分の取りすぎや、長時間同じ姿勢を続けるデスクワークなどです。血行が悪くなり、重力で足元に水分が溜まってしまうからです。

ふくらはぎに適度な筋肉が付いていれば、ポンプの役割をして血液を心臓の方に押し戻してくれます。しかし女性は男性に比べ筋肉量が少なく、運動不足なども重なり水分が停滞してしまっている方が多いようです。

ウォーキングや筋トレ等で足の筋肉を鍛えることも効果的ですが、運動となると少しハードルが高い、という方はまずは手軽にマッサージから始めてみてはどうでしょうか。

女性は特に冷えで悩んでいるという方も多いので、むくみ解消には血行の良くなる入浴中がおススメです。温まると血液やリンパの流れがよくなり、老廃物が流れやすくなるからです。

湯船の中でマッサージを行えば改めて時間をとる必要もないので、時間も有効利用できますよね。

老廃物を流していくためには、リンパの流れにそってマッサージすること、そして一番老廃物が溜まりやすいと言われている足裏からしっかりほぐしていくことが大切です。

リンパマッサージの手順

まずは、リンパの出口と言われている鎖骨のリンパ節からほぐしていきます。

リンパ節というのは、リンパ液に含まれる老廃物をろ過し、取り除いてくれる部分で、ここを流すとリンパの流れや働きをスムーズにすることができます。

その中でも鎖骨のリンパ節が1番大きなリンパ節で、最初と最後にほぐすとマッサージの効果がアップするのでおススメです。

流す方向ですが、身体の末端から心臓の方向へ、リンパ節に向かって流していきます。

主なリンパ節には、耳下腺(耳の裏)、腋窩(脇の下)、そけい部(足の付け根)、膝窩(膝の裏)などがあります。

それぞれのリンパ節を経由し、最終的には鎖骨のリンパ節から腎臓を通って体外に老廃物が出ていくことになります。

まずは鎖骨から

まず最初に鎖骨からほぐしていきます。

鎖骨をほぐす時は、右手で左の鎖骨、左手で右の鎖骨というように反対側の手を使うと自然に圧がかけやすいでしょう。手のひらから指の先まで全体をふんわりと鎖骨に沿わせ、指先を中心に使いながら小さな円を描くようなイメージでマッサージしていきます。鎖骨の上側と下側、反対側も同様に行います。

手だけに力を入れずに、身体全体を使ってゆったりと呼吸しながら心地良いくらいの圧をかけていきましょう。

足の裏から足の付け根へかけて

次に、心臓から遠い足裏から足の付け根に向かってマッサージしていきます。
足裏は片足ずつあぐらをかくような格好で、足の裏を上に向けておこないます。両手の親指を重ね、体重をかけながらゆっくりと押していきます。他4本の指は足の甲側にかけ、足を包み込むようにして行うと自然な圧がかかります。

足裏は第二の心臓とも呼ばれており、身体全体の様々な部分の反射区があります。痛みを感じたりつまっている部分があれば、反射区を調べてみるとどの部分が不調なのかがわかります。また反対に、調子の悪い器官があれば、その部分の反射区を意識的にほぐしていくと良いでしょう。

しっかりと足裏をほぐしたら、その老廃物をリンパ節まで流し込むようなイメージでもみほぐしながら、膝裏の膝窩リンパ節、さらに足の付け根のそけい部までマッサージしていきましょう。この時は手のひら全体で包み込みながら、ゆったりと圧をかけておこないます。

上半身と頭も

上半身も同じように、手のひらからほぐし脇の下の腋下リンパ節まで流し込んでいきましょう。

頭もマッサージを行います。両手の指の腹全体を使い、軽くつまむようにしながらもみほぐします。耳の裏側、首の付け根の部分の耳下腺の部分にあるリンパ節も軽く触っておきましょう。そして最後にもう一度鎖骨に戻って終了です。

リンパ節は、初めのうち詰まっている場合は、触ると痛い、こそばゆいと感じる方もいらっしゃいます。続けるうちにほぐれてきますので、毎日の習慣にして流していってあげてください。

入浴中にリンパマッサージをする際の注意点

入浴中にマッサージする時の注意点としては、しっかりと水分補給をして、のぼせないように気をつけることです。

お湯の温度にも気をつけ、ぬるめの温度に設定してください。ぬるめのお湯に浸かるとリラックス効果も期待できます。逆に高温に設定したり、長時間の入浴は心臓にも負担がかかりますので気をつけましょう。

15分浸かって、お顔にじんわり汗をかくくらいの温度が適温だそうですよ。自分にとってのちょうど良い温度を見つけていきましょう。

入浴後にも、コップ1杯で良いので水分補給をしてください。そうすることで流れ出した老廃物を尿として体外に出してくれます。

マッサージの仕方だけでなく、身体の調子によって、つまりや痛み方なども毎日かわってきます。軽くなでる程度でもむくみ改善には効果が期待できますので、ご自身が心地よいと思える頻度や圧で、日常生活に上手に取り入れてみていってください。

むくみ

Posted by mukumi